マラサダで人気のメニューを紹介!値段の違いやこだわりも
ハワイのローカルスイーツとして人気のマラサダには、さまざまな味があります。シュガーやシナモンシュガーといった定番から、きなこやクリームを使ったフィリングなど、メニューには店ごとの特徴が色濃く反映されています。
そこで今回は、マラサダの人気メニューについて見ていきます。マラサダでよく食べられているメニューを知りたいという人はぜひ参考にしてください。
マラサダの人気メニュー!よく食べられるのは?
マラサダの人気メニューには、下記のような種類があります。
マラサダの人気メニュー
- プレーン(オリジナル)
- パフ(クリーム)
- シナモンシュガー
- ポイ
- タロ
それぞれのメニューについて詳しく見ていきましょう。
プレーン(オリジナル)
プレーンは、マラサダのもっともオーソドックスなメニューです。白砂糖をまぶすだけのシンプルな味付けのため、生地の味や食感が楽しめます。温かいうちに食べれば、外はカリッと中はもちもちとした食感が口の中で広がります。
また、プレーンは、コーヒーや紅茶などの飲み物と相性が良く、朝食やおやつにぴったりです。ハワイのロコにはやはりこのプレーンが一番人気です。
もう20年、マラサダ屋をやってきましたがやっぱり一番売れるのはこの「プレーン(オリジナル)のマラサダ」です。
パフ(クリーム)
パフは、マラサダの中にクリームやジャムなどを詰めたメニューです。フィリングの種類には、下記のようなものがあります。
フィリングの種類
- カスタードクリーム
- チョコレートクリーム
- ココナッツクリーム など
フィリングは、店舗や季節によってさまざまな種類があるため、選ぶ楽しみがあります。生地だけを味わうプレーンに比べて、冷めても美味しいというメリットがあるのも魅力です。
さらに、温めると中のフィリングが溶けてトロトロになります。カリッとした生地の食感と相まってさらに美味しくいただけるでしょう。また、しっかりと甘いマラサダが多いため、コーヒーや牛乳ともよくあいます。
食べるときは要注意!
ちなみに、ハワイのクリームは日本のクリームと比較して粘度が弱い傾向にあります。食べるとき「ムニュッ」というか「ドロッ」とクリームがはみ出してきたとき、上手くいけば手でキャッチ、ヘタすると旅行で手持ちの少ない洋服にベチャっと垂れることがあるのでご注意ください。
ハワイの有名ベーカリーではTシャツを販売していますが、それ用なのかもしれません 笑。
シナモンシュガー
シナモンシュガーは、マラサダにシナモンと砂糖をまぶしたメニューです。シナモンは好き嫌いが別れる強めの調味料で、シナモンの種類、挽き方、配合量が重要です。
とはいえ、シナモンの芳醇な香りは油で揚げたマラサダの味わいをさらに引き立てます。揚げたてにまぶすとかなりいい香りで、これを楽しめるのはまぶす人の特権ですね。
シナモン風味は弱い?
面白いのは、京都で以前販売したとき、いつもと同じ配合でもお客様から「シナモンの風味が弱い」と何度か言われたことです。京都の伊勢丹でも高島屋でも同じで、他の街では言われたことはありませんでした。
私は出店時から「百貨店のバイヤーさん」と呼ばれる人に、色々相談しているので、このことも話してみることにしました。すると、「もしかしたら無いこともないかも」と言われたのが【京都の人はシナモン慣れしている】という興味深い話をいただいたのです。
これは諸説あるとは思いますが、八つ橋・肉桂餅(厳密にはシナモンと肉桂は近いけど違うものです)などで「強めのシナモンに慣れているのではないか?」とのこと。もしかしたら、京都の人々は昔から強めの香辛料の風味に親しんできたのかもしれませんね。
ポイ
ポイは、ハワイの伝統的な食べもののひとつで、タロ芋(里芋)が主な材料です。タロは昔からハワイの人々の主食として食べられてきた歴史があり、多少発酵させて食べるのが一般的です。
蒸したタロをすりつぶし、水を加えて練り、発酵させます。緩いのをスリーフィンガーポイ、固めをワンフィンガーポイなどと言います。指で食べるときに3本指を匙状にして食べる固さか、一本指で食べられる固さかの違いです。
確か片岡義男さんの著書で「トゥーフィンガーポイ」ってのが登場した記憶があります。練ってすぐ食べるものと「3日ポイ」とか言って酸っぱくなるまで乳酸発酵をさせるものがあります。
ちなみに、私は3日ポイを食べるとお腹が痛くなります。。。
タロ
タロはハワイの創世神話で幾度となく出てきます。専門外なので知っている詳しいことを書くと間違えている可能性がありますが、なかり重要なポジションにいるお芋ちゃんです。そのタロを生地に練り込んだのが「タロマラサダ」です。
同じ芋で台湾でもたくさん育てられ、たくさん売られていますので、タロマラサダを作るとき台湾産の低価格で入手できるタロと、ハワイのまぁまぁ高価なタロのどちらを使用するか迷いました。
ただ、本物のお客さんが多い弊社が「ハワイ以外のタロを使うのはマズイな・・・」とちゃんと考え直しハワイ産のタロを使用しています。
弊社の使用しているタロはハワイのオアフのイノウエ空港からワイキキに向かう下道を使うとカリヒの辺の右側にあるTaro Brandという『いいもの』を使用しています。
マラサダのメニューによる値段の違い
一般的に、プレーンタイプのマラサダは値段が最も安く、一個あたり200円程度で売られています。一方で、カスタードやクリームなどを注入した「マラサダパフ」は一個あたり50円〜100円程度高くなりますので、250〜300円ほどです。
また、最近流行りの生クリーム(ホイップ)を使用するとさらに高価です。ホイップクリームは熱に弱いため、冷ましたマラサダを使用するなどの工夫が必要なほか、使う種類によっても値段が変わります。
美味しいからこそ続ける「値段」を超えた弊社の『味へのこだわり』
私は、15年ほど前、ハワイの大手マラサダの会社の社長と何度か話したことがあります。確か、ワードに有ったライアンズという店で弁護士を交えて、ランチミーティングをしていたときだったと思います。
- その時に「マラサダにクリームを入れるのは」という話題になりました。
たが、その社長は「マラサダにクリームを入れるのはあまり望んでいない。観光客はそれを好むので作っているが」ということを話していました。バドライトライム(お酒)を数本飲んだ時の発言なのでかなり本音だったと思います。
私もマラサダはフィリングの入っていないものを食べてもらいたいと思っていましたが、あれから15年…。美味しければどっちでもいい気がしてます。
よく蕎麦屋の「一口目はツユにつけずに」とか豆腐屋の「まずは何もかけずに」などとテレビで良く目にしませんか?。そのとき、「味なくね?好きに食わしてちょうだい」と私は思っちゃうタイプなので「旨けりゃクリーム入っててもいいじゃん」と思える大人に最近、なれたようです。
メニュー豊富!本場のマラサダを取り寄せで楽しむ
マラサダワゴンのマラサダはクオリティが高く、冷凍ながら、本場・ハワイで親しまれるマラサダの味を忠実に再現しています。レンジで温めるだけで誰でも簡単に本格的な味わいのマラサダが楽しんでいただけると思います。
マラサダワゴンが創業したのは2005年。長きに渡り、飲食店やホテルなどとの取引があり、販売実績は全国数百店舗にのぼります。ハワイの有名店(これは守秘義務により店名明かせず)のレシピも、実は弊社のものです。
現地でこだわったレシピが誕生
このレシピ立て、すごく大変で、ほんとは日本からの遠隔で完了するはずでしたが。ただ、粉の特性、ハワイの水との相性により上手くいかず、やむを得ずハワイに行って行うことに。
最終的には、入国後あっちこっちで粉探し、イースト確保を行い、最終的にはチャイナタウンで最後の材料が揃うという大プロジェクトになりました。
「チャチャっと終わらせてあとはビーチに」と思って不真面目気分95%で入国しましたが、なぜか毎日捏ねては材料を替え、大真面目な出張になってしまった思い出があります。自慢かつ横道に逸れちゃいましたね。
本場のマラサダがご家庭の味に
冷凍油調済みマラサダは、最大4か月間、冷凍保存が可能です。たくさん購入しても問題なく食べきれます。さらに、レンジで温めるだけで、外はカリッと中はふわふわの食感になるため、油で揚げずとも出来立てに近い味わいをお楽しみいただけます。
納品されるのはシュガーのまぶされていないものです(別にシュガーは付)。なので自分好みのシュガーやアイスを添えてなど、アレンジがしやすい商品になっています。
自由にマラサダを楽しみたいかたは、お取り寄せをおすすめします。
マラサダワゴンの口コミを確認
実際に、マラサダワゴンの冷凍マラサダを購入した人の口コミを見ていきましょう。
レンジで温めるだけで美味しいマラサダが頂けました。温めた後にへこんだりもありません。大満足です。
出典:https://shopping.yahoo.co.jp/review/item/list?store_id=malasada&page_key=malasada12
久々のマラサダワゴンさん。色々他の店舗のマサラダをためしましたが、何かイマイチで 直売店までは行けないので、ネットで頼みました。流石美味しい🎵生地がフワフワで、しかもギッシリ。油っぽくなくきめこまやか。シュガーとの馴染みが丁度良い。最初に口にした時の感動!再びです。日本一美味しいマラサダだと思います。ハワイフェアーに出店する有名な店より絶対ウマイよ
出典:https://shopping.yahoo.co.jp/review/item/list?store_id=malasada&page_key=malasada12
久しぶりのマラサダでした!ネットで売ってるものなんですね。食べたかったので、クーポン使用で購入しました。小ぶりですが、ふわふわで美味しかった! シュガーは油がついてしまうので、小分けにして使いました。マラサダ自体も一度開けてしまうとラップしてジップロックに入れなきゃ… 大人数で食べるなら問題ないですが。送料無料も嬉しいです。
出典:https://shopping.yahoo.co.jp/review/item/list?store_id=malasada&page_key=malasada12
数年前にマラサダと言う美味しいドーナツを販売するお店がオープンしたと聞き、食べてみたいなと思ってましたが今日までその機会に恵まれてませんでした。冷凍で揚げたてではありませんが、極秘裏技の書が入っていてその通りにしたら、本当に揚げたてみたいに美味しくいただけました。
出典:https://shopping.yahoo.co.jp/review/item/list?store_id=malasada&page_key=malasada12
まとめ
マラサダのオーソドックスなメニューは、シュガーやシナモンシュガーです。フィリングとしてよく目にするのは、カスタードやチョコ、ココナッツといった味わいがラインナップされます。また、本場ハワイを彷彿とさせるメニューとしてぜひとも押さえておきたいのは、タロ芋を使ったポイです。
マラサダの生地はシンプルでクセもないため、オリジナルのトッピングやフィリングを用意している店も少なくありません。日本人に馴染み深い“きなこ”を使ったマラサダや、カレーパンとはまた違った味わいが楽しめるカレー味のマラサダを扱う店もありました。
マラサダのメニューは、店舗によってさまざまです。お気に入りの味を見つけるためにもさまざまな店を食べ比べると良いでしょう。実際に足を運べる店舗が近くにないという場合は、ぜひ通販も活用してください。